POWER-DRIVE BLOG
バイクとDIYネタでやっていこうかと。
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09022107 | 峠道にて実走セッティング |
東京より、はらぴーさんがキャブのセッティング依頼に来られました。
せっかくなので、実走にて作業をしよう!ということで、人気(ひとけ)の無い某峠に行きました。
道路わきの待避所にクルマを停めて、工具類やバキュームゲージ、休憩用のベンチを広げます。
とりあえず、現状把握のために試走してきます。
ん~、センターパイプに挿入するインナーサイレンサーで多少良くなっているとはいえ、元気の無い状態です。
高効率エアフィルター、抜けの良いエキゾースト、強化された点火系のおかげで、薄い状態です。
標高の高いこっちでこの症状では、都内ではもっと乗りづらくてパワーも無いでしょうね。
まずはキャブを摘出して、現セッティングの確認です。
それからアタリをつけて(いわゆるカンです)ジェット変更、組み付け、空ぶかしをしながらパイロットスクリューの開き具合を調整、そして試走です。
この一連の作業を繰り返しました。
3回目あたりで、テーパーのキツイ他機種のニードルジェットに変更してみたところ、・・・空ぶかしの時点でオカシイ。
はらぴーさんと、
「なんか・・・、乗るまでもなくダメそうだね・・・」
「・・・。そう・・・ですね・・・・・・」
試走したところ、案の定乗りづらくてしょうがない。ソッコーで却下!
また作業しなおし、腹も減ってきた頃、何度目かのセッティング変更で良い状態に持っていけました。
いままで一番使いづらかった、8000からのツキとトルクが一気に良くなり、12000越えてもパワー感の落ち込みも無いようです。
トップエンドまで気持ちよく回りきる、とっても元気なバイクになりました。
この標高でこれならば、だいたいの走りに行った先でも楽しく走れるでしょう。
トランポのバックドアは、バキュームゲージをぶらさげるのに丁度よいですw
この後は下界に降り、遅い昼食を取りました。
街中もスムースに行ける様になったようです。
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地味な作業の繰り返しからのセットアップは決まりましたか?ユーザーの満足のした顔を見たらやって良かったと思う瞬間なのでは無いのでは?
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