POWER-DRIVE BLOG
バイクとDIYネタでやっていこうかと。
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04201914 | [PR] |
07241714 | モトグッチ 1100スポルト オイル交換 |
オイル交換がネタになるバイクです。
さすがはイタリア製ですね!
この車両は1100スポルト(キャブ車)です。
E/Gがバカでっかいです。どの角度から見ても、常にE/Gが見えます。
意外なことに見た目と違って、シャフトドライブなのに取り回しはそんなに重くないです。
今回はオイル及びオイルフィルターの交換なんですが、このオイルフィルター交換がクセモノでして・・・。
まず、このメニューはE/Gの冷えている時に作業します。
この車両は純正ではない社外マフラーですので、エキゾーストフランジからマフラーを外します
(純正もしくはテルミなどならば、外す必要はないです)。
そしてドレンボルトを外します。
ドレンボルトには見えないですが、このオイルラインのでっかいバンジョーボルトがドレンです。
ちなみに30ミリです。
そして次にオイルパンを外します。
18本のボルトを外し!オイルパンをプラハンでカコカコ叩いて外します。
すると・・・。
オイルパンにフィルターがくっついてます!しかもカートリッジタイプ。
E/Gの中にしまわれているんですね~。
さすがイタリア製、なんでこんな構造に設計したんでしょうか?
やっぱカッコ優先デスカ?
ちなみに新しい年式はカートリッジが外に付いているそうです。
オイルパンをはぐったので、E/Gの中身が見られます。
これもグッチE/Gならではですね、クルマのE/Gと同じレイアウト(縦置きクランク・クラッチ・ミッション別体)なのでクランクケースにはホントにクランクしか入ってません。
クランクシャフトにコンロッドがふたつ付いてますね。でっかいピストンの裏側も見えます。
今回はオイルパンからのにじみ修理も兼ねているので、ガスケットの残りカスをていねいに落とします。
さらにオイルストーンで、面を修正して新品ガスケットに交換です。
フィルターも一般的なサイズではなく、フィルターレンチが使えません(山が合わないんです)。
今回は手で簡単に緩んでしまいましたが!(さすがにこれはマズイです)。
取り付けは手で掴んでぎゅうぎゅうに締めておきました。
あとは元に戻してオイルを入れます。
オイルは暖気後に車体を立てて、レベルゲージをねじ込んでチェックします。
今回は3リットル入りました。
使用したのはスノコの鉱物油SLクラス20W-50です。
古い空冷のビッグツインなので、こういうのが良いみたいです。
さすがイタリア製です、いろんな意味で強烈なキャラクターのバイクです。
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オイルパン外して中が確認出来るなんて知らなかった!フィルターも中ってすごいね!このバイクを中古で買って、自分でオイル交換しようと思ったら、このバイクフィルターないのか・・・なんてこともあったりして・・・・
奥が深いですね!バイクは!
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